下の写真、実は壁の中にドアがあるのですが、皆様はお気づきでしょうか。
壁とドアには、サイズの違う杉の角材が貼られており、
太さを変えることで、リズミカルで動きのある印象を与えてくれます。
壁と一体化させて、きれいな納まりに仕上げた理由ですが、
ドアの向こうには、洗面所・浴室・トイレの水回りがあるため、
あえてドアの存在を消すことで、生活感を感じさせない空間作りを目指しました。
結果的に、忍者屋敷の隠れ扉のような、大人の隠れ家のような、
遊び心が詰まったスペースになりました。
扉のレバーハンドルには、WESTの240 Lever Handleを使用。
シンプルだけど無骨で、趣があるハンドルです。
仕上色は、シルバーヘアライン / SHC。
指紋や汚れがつきにくく、木の温かみと相反する無骨な素材感が、
部屋のアクセントとして効いています。