
静岡県浜松市で住まいのデザイン・設計を手掛けるoro(株)一級建築士事務所です。
私たちの設計でよく採用している建材に「SOLIDO(ソリド)」というものがあります。
ケイミューという外装建材メーカーが製造しているセメント由来の窯業系サイディング材です。
SOLIDOの特長は、セメントそのものの素材感。
コンクリートやレンガは、雨水などに晒されることで表面にカルシウム成分が析出し、白い模様が現れることがあります。
白華現象(エフロレッセンス)といい、安全性への影響はないものの、美観を損なうとして嫌われてきました。
SOLIDOはこの白華現象をセメント本来の姿として肯定し、むしろ「一枚として同じものがない素材」として売り出しました。
現在は経年変化を楽しめる素材として、私たちの設計を含め、街中の多くの建物に採用されています。
今回はSOLIDOを外壁に使用した施工例を3つご紹介します。

こちらの「善地の住宅」は、ひときわ目立って存在感のある下屋(げや)部分にSOLIDO typeM LAP 鉄黒を使用。

表面に出ている白い模様がエフロレッセンスです。
マットブラックなSOLIDOを背景に、青々とした植栽がよく映えるよう計画しました。

こちらの「富塚の住宅」は1階正面部分にSOLIDO typeM LAP モルタルを使用。

出隅部の勝ち負けを正面、側面、正面…と上から交互に重ねていくことで、見切りの金物を用いることなく納めました。

oro設計の「鴨江分室」にもSOLIDOを使用しています。

人口の素材は自然なものと相性抜群。
付近に木目の素材を使用したり、グリーンを植えてあげたりしてください。
今回はケイミューのSOLIDOをご紹介しました。
注文住宅を検討中でSOLIDOを使ってみたい方は、お気軽にご相談ください。
oro株式会社は静岡県浜松市を中心に新築・リフォーム・リノベーションのデザインを手がける設計事務所です。
設計事務所による注文住宅のデザインをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
>>CONTACT
当社のこれまでの施工例はこちらから。
>>WORKS