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ブログ

2024.07.19

店舗デザイン|お店のリフォーム後のお引渡しとディスプレイ什器の活用

浜松市の設計事務所、oro株式会社です。

イオンモール浜松市野でフラワーショップの店舗デザインと改装工事をおこないました。

当社に設計をご依頼いただいた、有限会社アトリエ・ベルの鈴木章(すずきあきら)様(以下、章様)と鈴木詩乃(すずきしの)様(以下、詩乃様)にお話をうかがい、全5回に分けて掲載しています。

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今回は改装後のお話。

お引渡しされた店内を見たときの率直な感想は?

章様:全体的に明るく、通路が広くなったおかげで、お客様が入りやすいお店になったなと思いました。

旧店舗はあえて暗さを生かして落ち着いた店にしていたのですが、正反対の明るく華やかな内装がとても強く印象に残りました。

またあらかじめプランニングの段階で店舗面積が約50㎡から約70㎡へと拡大するのは分かっていたのですが、実際に出来上がったものを目にすると数字以上に広々と見えるデザインになっています。

改装の前後で、お店の変化はありましたか?

章様:取り扱う商品が大きく変わったわけではありませんが、現在の明るい店舗に合わせてキャンドルやハーバリウムなど鮮やかな色合いのものを並べるようになりました。

結果としてイオン市野店と原島本店で商品ラインナップが変わり、それぞれの店舗イメージをうまく差別化できていると思います。

章様:施工前の打ち合わせのとき、oro設計さんに「新店舗では旧店舗で扱っていなかったドライフラワーをディスプレイして売りたい」と相談したことがありました。

それに対してoro設計さんからは「店舗中央の最も目立つところに天吊りのメッシュフレームを設置して、そこにドライフラワーを吊るす」というアイディアを提案していただきました。

ドライフラワーを花束にして並べたのは咄嗟の判断でしたが……。

詩乃様:あれはもう全部売れちゃったね。

章様:そう、全部売れちゃったし、売れるのも早かったね。

詩乃様:今はメッシュフレームに飾る次の商品を制作しています。

章様:メッシュフレームを使ったり店頭の黒板にイラストを描いたりして、お客様へ季節のテーマやトレンドを提案できるようになりました。

ほかのアパレル店や雑貨店は当たり前にやっていることなのですが、旧店舗では手元にある商品を置くので精一杯だったんです。

これからは積極的にお客様に訴求できるような店頭ディスプレイを心がけていきたいですね。

>>インタビュー4へ続く


【施工例】
>>フラワーショップ アトリエ・ベル

【インタビュー目次】
>>1. 会社の自己紹介
>>2. 改装の条件・テーマ
>>3. 改装後の感想・生じた変化(現在の記事)
>>4. 改装後のお客様の反応
>>5. 改装する方へのアドバイス・今後の目標

【工事中の記事一覧】
>>店内イメージ
>>内装軽量ボード工事
>>軽天・什器塗装工事
>>パーゴラ・照明取付
>>完成・お引渡し

【店舗情報】

店舗名Atelier Belle(アトリエベル)浜松市野店
所在地浜松市中央区天王町字諏訪1981-3 イオンモール浜松市野 専門店街 1階
SNS情報公式HP
公式Instagram

oro(株)一級建築士事務所は浜松市を中心に新築・リフォーム・リノベーションのデザインを手がける設計事務所です。

お店の改装や修繕をご検討中の方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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