公共建築物のデザインや構造について見学するため、掛川市役所本庁舎を訪問しました。
吹き抜けで開放感のある造りになっています。
1996(平成8)年建設、鉄骨鉄筋コンクリート造および一部鉄骨造で地上6階・地下1階建てです。
各フロアが階段状になっているのは掛川のお茶の段々畑をイメージしているんだとか。
本来は茶畑の中にある「防霜ファン」(黄色い扇風機のようなもの)が所々に立っているのもユニークです。
南北の壁一面がガラス張りになっているため、自然光が差し込んで明るい空間になっています。
各階を一直線につなぐ階段。
手すりは天然の木を曲げているように見受けられました。
エレベーターは壁の外に設置され、配線や構造が見えるようになっています。
カゴが上下に動く様子を眺めるのも楽しいですよね。
公共建築としての機能と利便性を重視しつつ、個性的なデザインの空間になっているのが面白いと感じました。
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>>掛川市|写真で見る市役所本庁舎
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