お盆休み明けの8月半ば、浜松市中区鴨江のとある民家へ施工前の現地調査に行ってきました。
既存の柱の本数や状態を調べ、建物の外回りを確認しました。
こちらの物件は高台にあるので、眺望が素晴らしいロケーションになります。
現状は和室がたくさん並んでいる平屋住宅ですが、今後は立地を生かしたオフィスにリノベーションする予定です。
ちなみに、部屋の真ん中にある細長い棒と、その先端に取り付けられた平たいモノは……
360度カメラ『RICOH THETA』です。
建設業や建築に携わる方なら既にお馴染みかと思いますが、このカメラのおかげで、部屋の中も天井も床も、上下左右すべて撮影可能です。
また撮影した画像は、自分がその場に立ったような目線でぐるぐる回しながら閲覧することができます。
通常のデジタルカメラで撮るのも重要な資料になりますが、360度カメラであれば全ての空間が連続してつながった画像になるので、間取りや家具の距離感が把握しやすくなります。
旅行やスポーツなどプライベートシーンで使われている印象が強い360度カメラですが、こういったビジネスの場面でも活用されているんですね。
値段は上がりますが、高性能になったバージョンが2022年7月に発売されているようです。カメラ好きの方や最新鋭のデバイスに興味のある方はチェックしてみてください。