家を購入するにあたってやることはたくさんありますが、ここでは住宅ローンについて解説します。
住宅ローンを組む
借入するためには事前審査や仮審査と呼ばれる金融機関の審査を受けなくてはいけません。
名前の通りに理解すると「あくまでも試しにする審査」という感じに聞こえますよね。
実のところは全く違って、本審査とほぼ同義なのです。
本審査を行うまでの間の状況が同じという前提があるものの、事前審査を経ていないと契約を交わすことができません。
そもそも事前審査が通っていないと買付書は出せないとか、内見すら許可しない売主さんもいるほどです。
したがって「良い物件が見つかってから事前審査する」のではなく、「事前審査してから物件探しを始める」のが理想の流れになります。
事前審査はどこへ依頼するのか
事前審査を依頼する金融機関は、口座の有無に関わらず基本的にはどこでもお願いできるうえ無料です。
浜松市で多いのは、静岡銀行、浜松いわた信用金庫、JAバンク、フラット35など。
ネット銀行も金利が安いため利用者が増えています。
各銀行に自ら足を運ぶのも一つですが、不動産会社を経由すると窓口が一つになり効率が良いです。
事前審査に必要なもの
用意するものは金融機関によって多少変わります。
会社員か自営業(個人事業主も含む)か、日本国籍か…などによっても異なります。
おおまかにいうと以下の通り。
- 免許証かパスポートのコピー
- 保険証のコピー
- 物件資料
- リノベーションの見積書(内装工事を予定している場合)
- 源泉徴収票 or 直近3年分の 確定申告書 or 直近3年分の決算書
住宅ローンを組むときのポイント
せっかくの理想のマイホーム。一生に一度の買い物だから、ちょっとくらい背伸びしても大丈夫…と思っていませんか。
ここでお伝えしたいのが「目一杯借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は違うということ。
たとえば今 借りている賃貸の家賃と同額で試算するのではなく、固定資産税や修繕費用などを見越して、現在の出費よりも低い金額に設定するのがちょうど良いということです。
自分が無理なく返せる金額を把握し、身の丈に合った判断を心がけましょう。
まとめ
家を買うためには住宅ローンを組む必要があります。
住宅ローンを組むためには事前審査を受ける必要があります。
家を手に入れるまでの道のりはまだ長いですが、順番にこなしていきましょう。
外部サイト>>住宅ローンの審査基準と落ちる理由は?